◆ぼくのばあちゃんの言葉は
かあちゃんたちの言葉と ちょっとちがう
「あの人は しゃっち あんなことばかりしよる」
とか
「昔は わかいしが よう〇〇しよった」
とか
『しゃっち』とか 『わかいし』とか
よくゆう
それに すぐ
『なにが』てゆう
「となりの なにが ... ○○さんが」
とか
「なにを ... ほら 針箱を 持ってきて」
とか
いっぱつで 思いだせんけ
『なにが』てゆうて ま をとるんやろな
◆ほいで
ばあちゃんのゆうこと きかんやったら
「ゆうこと聞かんと やいと すえてやろうか」
てゆう
『やいと』は 熱いんやろうな
ぼくは やいとされたことなかった
そうや
運動会の練習の時 男の○○先生は
ひざのとこまでの 短いパンツはいとったけ
ひざのとこに 十個くらい
やいとのあとが あったのが見えた
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※「わかいし」:「若い衆(わかいしゅ)」の意だろう もっと崩れた言い方では「わけえし」となるのかな
※「やいと」:お灸のこと